愛媛県産ジューシーオレンジ（河内晩柑）

- 愛媛県産ジューシーオレンジ

見た目は文旦のように大きく立派な柑橘で、ふんだんな果汁と柔らかい果肉が特徴です。大正時代に熊本県の河内町で発見された自然雑種の柑橘で、一般的には「河内晩柑」と呼ばれていますが、「宇和ゴールド・愛南ゴールド」とも呼ばれています。当店では【ジューシーオレンジ】という名前でおなじみの柑橘です。5月上旬〜8月中旬＜が旬の柑橘で、果汁が多く爽やかな甘酸っぱさは、暑いこの時期にとても新鮮で美味しくいただけます。

【ジューシーオレンジ】は、約80年前に熊本県飽詫郡河内町の西村徳三郎氏の宅地で発生した文旦の血を引く偶発実生で、昭和10年に同町の鑢（金へんに慮）一馬氏が発見した品種です。果汁たっぷりの特徴が【ジューシーオレンジ】と呼ばれるゆえんです。グレープフルーツに似ていますが、グレープフルーツのような苦味もなく、【和のグレープフルーツ】としてお楽しみいただけます。

他にも、水溶性の食物繊維であるペクチンが糖の吸収を抑えてくれたり、リモニンが発ガン性物質を無毒化する酵素を活性化させたりと、とても体に良い健康柑橘です。【ジューシーオレンジ】は是非、果皮も上手に加工して食べて欲しい柑橘ですね。

【ジューシーオレンジ】の果皮は厚いのでまず、ヘタを切り落とし皮に切れ目を入れてから剥くと意外と簡単に剥くことができます。ひと房が大きいので、ナイフでカットして召し上がる場合は、一口大にカットすると食べやすいでしょう。果汁がとっても多い柑橘なので、こぼれないように！食べる前に十分冷やして食べれば、より一層美味しさが引き立ちます！栄養豊富な果皮は是非捨てずに、オレンジピールなどに加工して召し上がってください。意外と簡単に作れるオレンジピールです。そのままおやつにしても、洋酒のおつまみにも、刻んでケーキなどに混ぜると香りもよくおススメです。

確かなプロの目と、味覚で、柑橘の旬を見極め収穫します。収穫した柑橘は最短の時間で選別場に集められます。園地に密接しているからこそできることですね。木から離れた柑橘は弱くなりますので、衝撃を抑え、短い選果ラインで短時間で選別していきます。ご注文頂いてからの箱詰めなので作り置きなどは一切致しません。一年に一度しかない柑橘の収穫、その柑橘がお客様のお手元にお届けできるのは出会いでもあります。そのことを第一と考え、小さなお店ではありますが、真心と愛情を持ち、お客様の気持ちになって、大切に育てた柑橘を365日お届け致しております。

みかん・柿・梨・雑柑橘の栽培がさかんなこの地域はここ近年、【ジューシーオレンジ】の栽培も盛んです。一年を通じて温暖な気候と、水はけの良い土壌が、【ジューシーオレンジ】栽培には適しています。当店から出荷する生産地は、愛媛県の西南部に位置し、九州に突出た、四十kmの長さを有する日本一の佐田岬半島とその基部の八幡浜市・伊方町・西予市三瓶町の２市１町からなる西宇和地区のサンサンと降り注ぐ太陽の恵み！海からの照り返しの優しい太陽の温かさ！長年の生産技術と栽培に対する人の熱意！すべてが高条件で美味しい【ジューシーオレンジ】を育て上げます。